初節句なので開成町の瀬戸屋敷ひなまつりに行ってきた
いよいよ春も花粉も本格的になっていく３月。僕の愛娘は７ヶ月になり「初節句」を迎えました。
男兄弟の上に、昭和ながらの男勝りな母親に育てられてきた僕にとって「初節句」というものはとても縁遠いイベントでありました。聞けば初節句とは数ある赤ちゃんのお祝いの中でも盛大に祝う行事とのこと。
女の子は３月３日桃の節句（ひな祭り）に、男の子は５月５日端午の節句に無病息災と健やかな成長を願います。ただし必ずしもその日にお祝いをしなければならないという決まりはないということです。
「どーれ、んじゃ５段飾りの雛人形でも買ってやるか」ってなもんで雛人形の値段を調べたらビックリ仰天！お殿様とお姫様２つの人形のセット【親王飾り】でも１５万円とか普通にします。高級なガンプラ買いに行くような僕の軽い気持ちは一刀両断されました。子供育てるのって大変です。
と、言うことで、せめて愛娘に豪華な雛人形を見せてやりたいと思い、朝一で車を走らせ、東名高速の大井松田インターから１５分ほどの所にある開成町瀬戸屋敷ひなまつりに行ってきました。
ここなら駐車場代もかからず１人４００円の入園料だけでたっぷり雛人形を楽しむことが出来ます。しかも中学生以下は入園無料。うちの場合、家族三人でたったの８００円です。
築３００年の古民家「瀬戸屋敷」で行われているひなまつりには江戸の風情がいっぱいで、所狭しと並べられた数多くの人形たちがお出迎えしてくれました。たまにはこんな鑑賞も良いもんですね。娘がいなかったら体験していないであろう家族のお出かけに感動する僕でした。
『せっかく来たのはいいけどスマホじゃ上手に写真が撮れないな～。そろそろスマホのカメラは卒業して高級なデジカメでも買おうかな～』っと、写真の腕もセンスもないのをスマホのせいにしてしていると、高級そうなキャメラで雛飾りを撮影していた紳士的なお爺さんが「この角度で撮ると綺麗に写せますよ」と指南してくれまして、言われるがままに愛娘をパシャリ！
「おおっ～！」（僕と奥さん）
「ウォ～～！！」（後ろから覗きこんだ外人夫婦）
趣味だかプロだかはわかりませんが、本格的にやっている人は一味も二味違います。スマホでも十分に綺麗に写せますね。お恥ずかしい。
後から来た家族も子供を座らせて同じ角度でパシャパシャしていました。お爺さん、ご指導ありがとうございました。おかげで愛娘の初節句はプライスレスな思い出と素敵な写真を残すことができました。
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